【2021年度版】20代の平均貯金額と貯金をするメリット

本記事では20代の平均貯金額と20代から貯金をするメリットを書いていきます。貯金は20代のうちから節約をしながらコツコツ貯めていくのがおすすめです。では、20代のうちに貯金をするメリット、いくら貯めれば良いのかまとめていきます。

2021年度版 20代の平均貯金額

2021年度版 20代の平均貯金額

まず始めに20代の貯金額の調査結果を確認していきましょう。SMBCコンシューマーファイナンス株式会社は20代の男女1000人を対象に「20代の金銭感覚についての意識調査2021」を実施しました。この調査結果によると20代の貯蓄平均額は72万円で前回の調査より19万円増加しています。新型コロナウイルスの影響で外出を控えることが多くなり、消費が減ったことが貯金額増加の要因と言えそうですね。

各貯金額の割合は以下の通りです。

0円18.2%
50万円 以下40.8%
50万円 超~ 100万円 以下14.1%
100万円 超~ 200万円 以下10.2%
200万円 超~ 300万円 以下6.6%
300万円 超~ 400万円 以下2.3%
400万円 超~ 500万円 以下3.0%
500万円 超~ 1千万円 以下3.8%
Q.現在貯蓄できているお金はいくらあるか?

平均貯蓄額は72万円ですが、上位数%の層が平均値を上げているので中央値で見ていくと貯金額は少なくなります。貯蓄額の割合を見ていくと0円と回答した方は18.2%。50万円以下は40.8%と20代の貯蓄額は0〜50万円が大半を占めていることが分かります。「現在の貯蓄状況に不安を感じている」という質問に対して」20 代の 57.7%は「感じている」と回答しました。

いくら貯金をすれば良い?

では、貯金をはじめたいけど20代のうちにいくら貯金をすれば良いのでしょうか。貯金額は多いほど良いですが、20代であれば100万円の貯金があれば良いでしょう。100万円の貯金額を目安とする理由として様々なリスク、やりたいことや想定外の出費にも対応できるからです。

20代から貯金をする際に意識するポイント

20代から貯金をする際に意識するポイント

20代で貯金をする際に考える大事なポイントは「我慢して極端な貯金をしてはいけない」ことです。やりたいことや買いたいものがあるのに全てを我慢して収入のほとんどを貯金に回す必要はありません。80代に使うより健康で体力がある20代にお金を使った方が理にかなっています。そのため、20代のうちは無駄な浪費を抑えつつ、自身の経験やスキルに自己投資しながらバランスよく貯金をしていくことが大事です。

20代のうちから貯金をするメリット

20代のうちから貯金をするメリット

貯金に興味を持つ方は多いですが、なぜ貯金をする必要があるのでしょうか。20代のうちから貯金をするメリットについてまとめていきます。

  • 20代のうちから貯金の習慣を身につけることができる
  • 様々なリスクに対応できる
  • やりたいことに挑戦できる
  • 心のゆとりが生まれ、精神的に楽になる

20代のうちから貯金の習慣を身につけることができる

若いうちから貯金の習慣を身につけていれば、毎月コツコツお金を貯めていくことができます。貯金をせずに浪費ばかりしているとお金がいくらあっても貯金が貯まりません。ある程度の貯金があれば、次の項目で紹介する「様々なリスク」、「やりたいことへの挑戦」に対応することができます。

様々なリスクに対応できる

貯金があれば病気や失業のリスクにも対応できます。

こちらの方がTwitterで述べている通り100万円くらい貯金ががあれば、以下の理由で様々なリスクに柔軟に対応することができます。

100万円なら失業しても半年くらい持ちますし、転職や再就職に向けての準備期間を設けることができます。

やりたいことに挑戦できる

貯金があればやりたいことに挑戦できます。やりたいこと、挑戦したいことは誰もが持っています。「海外旅行をしたい」、「世界一周の旅がしたい」、「大学院にいきたい」、「スクールに通ってプログラミングを学びエンジニアに転職したい」などこれらのやりたいことや挑戦を貯金があればいつでも実現できます。私も新型コロナウイルスが収まれば、海外移住したいですし旅行もたくさんしたいので、収入のほとんどを貯蓄と投資に回しています。

心のゆとりが生まれ、精神的に楽になる

貯金があると心のゆとりが生まれ、精神的に楽になります。ギリギリの生活を送っているとお金の心配が頭から離れませんし、精神的に落ち着きません。お金の余裕がないと冷静な判断ができないので、マルチ商法や詐欺に騙されるリスクも高まります。
ある程度の貯金を貯めることができれば、余裕資金として株式や積立投資に回すことができ、20代の頃から効率的に資産運用できます。現在、私は「様々なリスクに対応」、「やりたいことへの挑戦」できる程度の貯金があるので、その他の資金は積立NISAや個別株、iDeCoへの投資に使っています。

まとめ

現在の収入に関係なく貯金の習慣を持つことはライフプランの設計において非常に大事です。大学生、20代のうちから少額でも良いので、お金をコツコツ貯めていくのがおすすめです。貯金がたまってきたら節税効果を期待できるiDeCoや積み立てNISAにも挑戦してみましょう。収入源を増やしたい方はプログラミングやデザインのスキル、保有している資格などを活かして副業などにもチャレンジしてみると良いです。

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社会が多様化していく中、大学生の学生生活も多様であるべきと考えています。主にエンジニア向けにITやプログラミングなどの技術系と大学生向けに休学、留学、海外生活、トビタテ留学、長期インターンに関する記事を書いています。