本記事では全記事で書いた「新卒からフルリモートワークは辛い?1ヶ月目を終えての感想」の続編です。筆者が新卒リモートワークで働き始めてから一年が経ちました。その後、よかったこと、よくなかったことを書いていきます。新年度から在宅で働くことになった方、リモートワークに興味ある方の参考になれば幸いです。
フルリモートワーク1年目を終えての感想

結果、リモートワークに慣れたし、職場でもそこそこ楽しくやれています。実家にいるので、孤独に感じることもありませんし、千葉在住なので土日は東京や横浜に出かけることもできます。この辺りの話は後ほど詳しく触れますが、リモートワークにも慣れてきて「仕事の一部のプライベート」から「プライベートの中に仕事」という意識になっているので自分に気分や都合に合わせながらそこそこ充実した社会人生活を送ることことができています。
ここからはフルリモートワークの良い点、悪い点を書いていきます。
フルリモートワークでよかったこと
- 自分の時間を確保できる
- プライベートの都合に合わせて働ける
- オフィスに出勤しなくても社会人として働けることがわかったこと
自分の時間を確保できる
やはり、リモートワークだと出勤・退勤の移動時間を大幅に削減できるのでその分プライベートな時間に回すことができます。基本的に残業もないので9時-18時以外は自由時間なのでプログラミングの勉強をしたり、どこか出かけたり自由に過ごしています。19時くらいから始まるIT系のイベントも移動時間を考慮せずに気軽に参加できるので、意欲さえあればエンジニアとして充実したプライベートな時間を過ごすことができます。
プライベートの都合に合わせて働ける
一個前と似ているのですが、リモートワークだととにかく柔軟に働けます。私は金曜日など16時頃からプライベートの予定が入っていて早く退勤したい時があります。その時は7時~16時を勤務時間を調整したりします。その他にも東京に宿泊で出かける予定がある時にホテルやコワーキングスペースなどで働くこともできるので、パソコンとWIFIさえあればどこでも働くことができます。MTGなどある時は静かな場所を選ぶや仕事のアウトプットに影響が出ないようにするなどの工夫が必要なので、リモートワークはじめたてのことは実践するのが難しいかと思います。しかし、一年以上働いているとその辺りの加減や調整ができるようになってくるのでより柔軟に働くことができます。
オフィスに出勤しなくても社会人として働けることがわかったこと
リモートワークを通してこの発見ができたのは一番大きな収穫だと思います。本業以外にも副業をしたり、休日にブログを書いたりしてお小遣い稼ぎをしていますが、場所の縛りがなくなったのでそれだけで人生の準軟度と選択肢が増えました。リモートワークだと企業に所属している感覚が薄く、しっかり成果を出せばいいのでその辺りの思考は個人事業主と大差ないのかなと思います。今後は企業に勤めながら、海外に移すやフリーランスとして働くなどを視野に入れながらしっかりと自身のキャリアについて検討していきたいと思います。
フルリモートワークの悪い点
- 慣れるとだらだら過ごすことになる
- 人脈が広がらない
- 意識しないと視野が狭くなる
慣れるとだらだら過ごすことになる
やはり人間は慣れてくるとだらけてきます。退勤後にダラダラスマホやTVをみながら過ごしてしまったり、自由な時間が増えてもだらけてしまったら一日の質が下がります。常にメルハリを持った生活をする必要はありませんが、オフィスに出勤する生活と違い刺激が少ないのが良くない点です。
人脈が広がらない
リモートワークで外出する機会が減ると人脈も広がりにくいです。自らオンラインイベントや対面で人に会って行かないと人間関係がアップデートされません。多くの人に会っていくことで自身の考えや価値観を変化させることが大事であると考えているため、人脈が広がらないのは人生において大きなデメリットと言えます。
意識しないと視野が狭まる
リモートワークで働いていると気づいたら会社の人と家族で日々が完結してしまいます。そのため、気付かぬうちに視野が狭まり、固執した考えを持ってしまいそうです。私は定期的に東京に行ったり、書籍を読んだり、インターネットで情報収集しながら視野を狭めないよう努力をしています。しかし、それでも対面で活動していた学生時代の頃に比べて視野は広がりにくくなったという印象があります。
以上が新卒から1年間リモートワークで働いてみての感想でした。新型コロナは落ち着きつつあるもののも今後もリモートワークを継続していいく予定です。また、並行してブログ執筆や副業など自由時間を有意義に使えるようにしていきたいです。