【トビタテ留学JAPAN!二次審査対策】面接とグループディスカッションで聞かれた質問をまとめた

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先週の土曜日にトビタテ留学の二次審査が終了しましたので、面接とグループディスカッションの詳細を報告します。

面接会場は文部科学省内です。
ということでどーーん

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と行ってまいりました笑

私の留学計画(仮)

私の留学計画のタイトルは「ITの力で日本を元気にする」です。
プログラミングとAI技術を学ぶためにシリコンバレーとイスラエルのIT企業でインターン生として働く予定です。

トビタテ留学とは?

「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」は、2014年からスタートした官民協働で取り組む海外留学支援制度です。2020年までの7年間で約1万人の高校生、大学生を「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の派遣留学生として送り出す計画です。派遣留学生は支援企業と共にグローバル人材コミュニティを形成し、”産業界を中心に社会で求められる人材”、”世界で、又は世界を視野に入れて活躍できる人材”へと育成されます。帰国後は海外体験の魅力を伝えるエヴァンジェリスト(伝道師)として日本全体の留学機運を高めることに貢献することが期待されています。
出典元:トビタテ!留学JAPANとは|トビタテ!留学JAPAN HP

トビタテ留学は2014年に開始したプログラムです。トビタテ留学に合格すれば、返済不要の手厚い奨学金が給付され、海外へ留学することができます。何を学ぶか、どこの国へ行くか、どれくらいの期間留学するかは全て学生で決めることができます。

二次審査で多くのトビタテ候補生の方とお話をしましたが、皆さん学ぶ分野・テーマは多様で以下のような感じです。

  • 剣道
  • 手話
  • ホームスクール
  • 貧困問題
  • 生活習慣病を解決するための食品開発の研究
  • デザイン志向/デザインリサーチ
  • マテリアルズインフォマティクス
  • 衛星打ち上げ
  • 体操

などなど。。。
トビタテ留学は学生の熱意を評価してくれるのが特徴の一つです。
そのため、トビタテ候補生全員が自身の分野に対しパッションとビジョンを持っている印象でした。

一次審査と二次審査の内容

一次審査を突破するために必要な書類の作成ポイントについてはこちらを確認してみてください。

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一次審査(書類審査)

  • 留学計画の概要(1000文字)
  • 申請コースの選択理由(255文字)
  • 学修の成果及びその測定方法(400文字)
  • 期待できる学修・実践活動の成果の活用(500文字)
  • 留学計画の実現のための取組(500文字)
  • 自由記述書(A42枚分)
    1. 困難を克服した経験
    2. 留学によってどんな自分になりたいのか。
    3. トビタテ!留学 JAPAN 日本代表プログラムに貢献できること
    4. その他アピールできるポイント

二次審査

  • 個人面接(20分)
  • グループ審査(70分) 1グループ4~6名
    1. プレゼンテーション(4分) 面接官からの質疑応答(2分)
    2. グループの中で質疑応答(10分)
    3. グループディスカッション(18分)

二次審査の詳細

個人面接(20分)

二次審査は20分間の個人面接から始まります。
面接官は丁寧に私の留学計画を聞いてくれたので、非常にやりやすかったです。
たまに圧迫面接をする面接官がいるらしいですが、私がトビタテ候補生と話した限りそのような面接官に当たった方はいませんでした。

質問されたこと
  • 自己紹介と留学計画を教えてください。
  • トビタテ留学を知ったきっかけは?
  • 将来、なりたい人物像は?
  • 何故、数ある奨学金の中でトビタテを選んだの?
  • インド留学で反省点はありますか?その反省をトビタテでどのように活かしていきますか?
  • 大学で学んでいる経営学の知識をどのように留学で活かしますか?
  • 起業は考えているの?
  • どうしてイスラエルなの?
  • トビタテの成果をどのように国内に還元しますか?
  • 念のため聞くけど、語学力は大丈夫そう?

でした。一次面接では、①留学計画の概要、②将来の夢やビジョン、③自身の持つパッション、④成果を国内に還元する方法の4つを面接官に伝わるように意識しながら一つ一つの質問に答えていきました。
事前の質問リストを作成していけば、スムーズに答えられるんじゃないかなと思います。

グループ審査(70分)

個人面接を終えたら続いて場所を移動したらすぐにグループ審査に移ります。
私のグループは四人で男女比は1:3と男性は私一人でした。全体的に女性の割合の方が多いのかなあという印象でした。

プレゼンテーション(4分)/面接官からの質疑応答(2分)/グループの中で質疑応答(10分)

事前に準備した資料を用意し、個人面接の時と同様に4分間で留学計画と概要をグループの中でプレゼンテーションします。4分を過ぎると強制的に終了させられるので、4分以内にプレゼンが収まるように事前練習しておくことが重要です。できるだけ専門用語を使わず、分かりやすくゆっくりと説明すると聞き手に伝わりやすいです。

面接官とメンバーからの質問は以下の通りです。

質問されたこと
  • インターン先企業の事業内容を教えてください。
  • 将来、実際に作ってみたいサービスなどはありますか?
  • AIは幅広い分野であるが、どの分野に興味があるか?AIのスペシャリストになりたいのかそれともジェネラリストになりたいのか教えてください。
  • 日本発の技術もたくさんあるが、世界的に見ると埋没してしまっています。それについてどのように思われますか?
  • なんでイスラエルなの?
  • 日本にもインキュベーター施設はありますか?また、海外との違いは?

私のグループは4人だったので、質疑応答の時間が20分間ありました。
個人面接に比べて鋭い質問が多かったです。準備していなかった質問もあったので、臨機応変に回答していきました。
質問に対して正しい回答ができていたかは微妙です笑 必死だったので、何を答えたのかあまり覚えていません笑

グループディスカッション(18分)

今回のグループディスカッションのテーマは「留学をよりよくするために大切なこと」でした。
9期の時と同じテーマでした。基本的にグループディスカッションのテーマは変わらないようなので、事前に準備できそうですね。通常、ディスカッションする際は進行役、書記、タイムキーパーなどが必要になりますが、今回私はタームキーパーをやりました笑
グループのメンバーによって担える役割は代わると思いますので、無理して進行役やリーダーをやる必要はないと思います。役割がない場合も自分の意見を自信を持って言えることが大事です。

感想

面接やプレゼンテーションは緊張しますが、何よりも楽しむことが大事だと思います。二次審査を受けるために全国各地からトビタテ候補生が集結します。トビタテ候補生はそれぞれテーマとそのテーマに対しての情熱(パッション)を持っていますので、刺激になるお話をたくさん聞くことができました。

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社会が多様化していく中、大学生の学生生活も多様であるべきと考えています。主にエンジニア向けにITやプログラミングなどの技術系と大学生向けに休学、留学、海外生活、トビタテ留学、長期インターンに関する記事を書いています。