本記事ではプログラミングやエンジニアに興味のある方を対象に文系からエンジニア目指す方法と年収についてまとめていきます。現在、IT人材不足が深刻とは言われているものの、果たして文系出身からエンジニアを目指せるのか確認していきましょう。
文系からエンジニアを目指せるのか
先に結論を言うと、文系からでもエンジニアを目指すことは可能です。よく「理系はエンジニアに向いている」と聞くことも多いのですが、文系も十分エンジニアに向いていると思います。
文系も十分エンジニアに向いている?
では、何故文系がエンジニアに向いていると思う理由は以下の三つです。
- コミュニケーション能力、英語力、マネジメント能力の重要性
- 数学力より論理的思考能力、問題解決能力
それでは一つずつ解説していきましょう。
コミュニケーション能力、英語力、マネジメント能力の重要性
エンジニアとして働いていく上で大事なのは技術力だけでなくコミュニケーション能力、英語力、マネジメント能力です。自社・受託企業関わらず、開発はチームで議論しながら行います。そのため、チーム内の開発者と密にコミュニケーションを取ることが多いです。プログラミング言語は英語をベースに作られていますし、最新技術は海外から取り入れることが多いので、英語に強いエンジニアは有利です。マネジメント能力に関しては開発はチームで行うものなので、チームをまとめるプロジェクトマネージャーなどのポジションがあります。そのため、技術力が少し合ってコミュニケーション能力、英語力・マネジメント能力を備えた文系出身のエンジニアでも十分現場で活躍することができます。
数学力より論理的思考能力、問題解決能力
よくプログラミングには数学の知識が必要だ!という方がいますが、それは間違っています。確かにゲーム制作、AI、統計の分野になれば数学の知識が必要です。WEB・アプリ開発をしていく中でそこまで数学の知識は重要ではありません。むしろ、大事なのは数学力ではなく論理的思考能力や課題解決能力です。エンジニアは常にエラーや課題に遭遇しています。その時に論理的に考え素早く解決に導くスキルが重要になってきます。論理的思考能力や課題解決能力は文系出身の方が備えているはずのスキルなので、十分現場でエンジニアとして貢献できるはずです。
エンジニアの平均年収
賃金構造基本統計調査(2019年)をもとに、エンジニアの年収を調査しました。統計データによれば、平均年収は約550万円。全体の平均年収が454万円なので平均より高いです。技術力を磨き力をつければ、800万以上稼ぐことも十分に可能ではないでしょうか。IT人材不足も進んでいるので、エンジニアを目指すことはとても良いタイミングではないでしょうか。
エンジニアになる方法
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以上、文系がエンジニアに向いている理由とエンジニアの平均年収について確認しました。では、文系でエンジニアになる方法を確認していきます。
- 独学で学習する
- プログラミングスクールに通う
主にこの二点がエンジニアに転職する方法です。
独学で学習する
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プログラミングスクールに通う
独学でエンジニアになる自信があまりない!という方はプログラミングスクールに通う手段もあります。プログラミングスクールは高額というイメージがありますが、スクールによっては転職が成功したら一定額キャッシュバックされたり、政府が支援金という形で負担してくれる制度が用意されています。様々なプログラミングスクールがあるので十分に比較検討した上で意思決定することをおすすめします。無料で相談もできるので、まずは複数のプログラミングスクールの話だけでも聞いてみるというのもありだと思います。
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