本記事ではプログラミングに興味がある学生に向けてプログラミングを独学で習得する手順について紹介していきます。
筆者は文系学生ですが、今までITベンチャーでエンジニアインターンとして働いたり、プログラミングスクールのメンターなどを経験してきたので、私の実体験も踏まえて記事を書いていきます。
結論
- 独学でもできるけど挫折する人がほとんど
- モチベーションを維持するための明確な目標設定と環境作り大事
先に結論を言うと、独学でプログラミング学習できます。一方で途中で挫折してしまう人がほとんどなので厳しい道のりになることを覚悟する必要があります。「プログラミングは簡単」、「簡単に稼げる」という言葉を信じて舐めてかかると挫折します。なので、挫折しないためにモチベーションを維持することが大事になってきます。モチベーション維持に大切なのは明確な目標設定と環境作りです。では、詳しく書いていきます。
プログラミングを独学で習得する手順
プログラミングを習得して何をしたいのか明確な目標を設定する
目標を明確に考えずプログラミング学習を始めると動機付けが甘く挫折しやすいです。挫折しないためにはまず、明確な目標を設定しましょう。
- フリーランスになりたい →PHP
- エンジニアに就職したい →Ruby
- 海外で働きたい →Python、GO
このようにゆるくでいいので明確な目標を設定することによって、モチベーションの維持につながります。また、目指す目標が明確だとどのプログラミング言語を学べばいいのか分かるので、遠回りせずにプログラミング学習できます。
【プログラミング初心者向け】におすすめのプログラミング言語5選オンラインのプログラミング学習サイトで基礎を固める
目標を学ぶプログラミング言語が定まったらオンラインのプログラミング学習サイトで基礎固めをします。有名なサイトだとこちらのサイトがあります。
- Progate | プログラミングの入門なら基礎から学べるProgate[プロゲート]
- ドットインストール – 3分動画でマスターできるプログラミング学習サービス
- ITエンジニア・プログラマ向けの転職・就活・学習サービス【paiza(パイザ)】
上記三つのサイトは全て月額1000円で全コースを受講することができます。そのため、小額投資のような感覚でプログラミング学習は始められるので、三つのサイトを活用しながらプログラミングの基礎を学びます。
基礎が固まったら成果物を作ってみる
ある程度プログラミング基礎や概念を理解できたら成果物を作成します。エンジニアとしてキャリアを形成していく以上ポートフォリオ制作は必須です。未経験がポートフォリオなしで応募しても門前払いされることが多いです。と言っても、いきなりオリジナルなポートフォリオサイトを難しいので教材をみたりしながら模写をしていきます。
上記のサイトは教材を購入するのに3000円前後と少しかかりますが、教材の内容に関しての質問であれば無制限でできるので、安心して成果物の制作ができます。Webデザインに興味のある方は好きなWebサイトを模写しながら学んでいくというスタイルでも良いかもしれませんね。
成果物に独自性を加える
無事、成果物を完成させることができたら続いて成果物に独自性を加えます。これも、難しいことではなく例えば
- 認証機能でGoogle,Facebookでもログインできるようにする
- Bootstrapではなくサイトのカラーやデザインをカスタマイズする
- Herokuにデプロイではなく、EC2に自動デプロイできるようにする
など、成果物に少し自分で調べて実装した機能を加えることが大事です。オリジナルなポートフォリオを制作できれば、エンジニアとして働いたり案件を貰える可能性が高まります。教材を写した成果物は面白味がありません。自分の創意工夫した点を言語化できるように自分で調べて機能実装することが大切です。
挫折しそうになったら安いプログラミングスクールに通う
冒頭の結論でもお伝えした通り独学で学習するのは難しかったりします。
大学生であれば学割適用や無料で受講できるプログラミングスクールがあるので、学生の利権を有効に活用してプログラミング学習するのもいいかもしれませんね。スクール卒業後、エンジニアインターンやフリーランス として働いて稼げば、すぐ学費を取り戻すことができます。
まとめ
大学生はたくさん時間があります。自分の興味のあることには積極的にチャレンジしていきましょうプログラミングを独学で学ぶのは大変なことですが、目標を設定してモチベーションを維持することで継続して学習を続けられます。「挫折しそう」、学習速度を早めたいと思ったら、学割が適応するプログラミングスクールに通うのもありです。
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