将来、やりたいことが見つからない大学生は休学を選択肢に含めた方が良い理由について紹介します。
私の休学生活
私は大学三年生時に語学とプログラミングを学ぶため大学を1年間休学しました。約8ヶ月間カナダとアメリカで語学留学とインターンシップを経験した後、インドへIT留学を経て私の1年間の休学生活を終了しました。
休学した理由が語学とプログラミングを学ぶためと言いつつも、「将来、やりたいことが見つからず不安だからとりあえず1年間休学してみよう」みたいな軽いノリで、最終的に休学する決断をしました。親に猛反対されたので時間をかけて説得し、最後にようやく了承を得ることができました。
- カナダで参加したマラソン大会
* アメリカ・サンフランシスコ Google本社
- インド・バラナシ
休学する人のイメージ
ところで皆さんの休学する人のイメージはどんな感じですか?
- 意識が高い
- やりたいことが明確
- しっかり計画を立ててから休学
などのイメージを持つ方が多いんじゃないでしょうか?
確かにインターネットで休学について検索すると「海外インターン 起業 IT留学 長期インターン」というワードが目につくことが多いですが、
私は必ずしも何か目的意識を持って休学する必要はないんじゃないかと思っています。
逆にやりたいことが見つからない学生こそ休学を選択肢の一つに含めて色々考える時間を設けるべきだと思います。
今回はやりたいことが見つからない大学生は休学を選択肢に含める、もしくは休学すべき理由を挙げていきます。
自分を見つめ直すきっかけになる
大学生は時間に余裕があると言われます。しかし、日々の大学生活が授業、アルバイト、ゼミ、サークル、卒論、レポートなどの課題、遊びなどを含めると
意外と時間がないものです。気づいたら卒業式を迎え、自分について深く考えないまま企業に就職し社会人になってしまう大学生も多いのではないでしょうか。休学をすれば、日常のコミュニティから離れ、自分の時間を確保できます。その時間で何に興味があるのか、将来何をやりたいのか自分と見つめ合う機会を得られ、今後の人生をより深く考える時間を設けることが出来ます。私は計画をかっちりと固めずに休学をしました。留学先でprogateやドットインストールをやってみて「これは面白い!もっと勉強したい!」と思い、インド留学を決めました。そもそも休学する地点で大きな決断なので、実際に休学するまでの期間も自分を見つめ直すきっかけになります。
やりたいこと、試したいことにチャレンジできる
休学するまでの過程で色々考えていると休学中にやりたいこと、チャレンジしたいことが見つかってくるはずです。私が一番最初に休学をしようと思ったきっかけはシンプルで「海外に行ってみたかった」からです。そこから色々考えた結果、語学やプログラミングを学びたいという結論にいたりました。時間をかけてあれこれ考えていると、自ずとやりたいことが見えてきます。「本をひたすら読む」、「ヒッチハイクしながら日本一周する」、「フィリピンにプログラミングと語学を学びにいく!」「長期インターンする」、「島暮らしを始める」なんでも良いと思うのです。やりたいことが決まればあとはチャレンジするのみです!
視野が広がる
色々なことに試したり、挑戦したりすると普段の大学生活では味わえない経験をすることが出来ます。休学をすると様々なバックグラウンドを持った方々に会うことができ、そこから多くの刺激を受けられます。そうすると今まで関心のなかったことに興味を持ち始めたり、視野を広げるきっかけになります。
私の場合、インド留学の最中に偶然トビタテ生に会いました。その出会いがきっかけとなりトビタテに応募し、今年の8月からアメリカとイスラエルへ留学します。
結果として視野が広がり選択肢も増えました。
考えや価値観を変化させることができる。
多くの人に出会いながら、たくさんの経験をしていくと徐々に自身の考えや価値観が変わってきます。私も休学生活を経て考え方が180度変化しました。まさか、私が企業でエンジニアインターンをしたり、トビタテを使って再び海外に行くとは休学前は全く予想していませんでした。
最後に
休学を決断する過程で自分を見つめ直すことで、やりたいこと試してみたいことが見つかります。そこからやりたいことに挑戦すると様々な人に出会いながらたくさんの経験をすることができます。結果として自身の視野が広がり、考えや価値観を変化させる機会となります。
だからこそ、将来、やりたいことが見つからない大学生は休学を選択肢の一つとして含めてみても良いのではないでしょうか?