本記事ではオンライン会議ツール「REMO」について紹介していきます。REMOは、バーチャル会場内でテーブルを自由に移動しながら会話できるウェブ会議システムで、私も社内の懇親会や大学の学園祭のバーチャル会場としてREMOを活用しました。運営側で利用して見て感じたこと、メリット・デメリット等を執筆していきたいと思います。
オンライン会議ツール「REMO」とは
REMO公式サイトREMOはバーチャル会場内でテーブルを自由に移動しながら会話できるウェブ会議システムです。こちらの画像のように複数のテーブルが用意され、テーブルごとに会話することができます。では、「Zoom」、「Whereby」などのウェブ会議システムと比較した際のメリット・デメリット確認していきましょう。
REMOのメリット・デメリットまとめ
REMOのメリット
- テーブルごとに少人数で会話できる
- 会場内を自由に移動できる
REMOのデメリット
- 無料トライアルが終了すると費用がかかる
- 大人数になると会場が重くなる
- 日本語訳がなく初めて利用する人は苦戦する
REMOのメリット
テーブルごとに少人数で会話できる
REMOの特徴はテーブルごとに少人数で会話できる点です。ZOOMでも懇親会や飲み会をすることは可能ですが、10人を超える大人数になると一部の人が会話をしその他大勢は聞き手側に回ってしまいます。ブレイクアウト ルームで少人数グループで会話することもできますが、ホストにしか権限がない場合があったり、参加者が自由に移動できないというデメリットがあります。REMOでは参加者は会場内を自由に移動でき、テーブルごとに少人数で会話できます。
会場内を自由に移動できる
WhereByやZOOMは会場内を自由に移動できません。REMOはバーチャル会場なので、好きな時に好きなテーブルに移動し会話に参加できます。
REMOのデメリット
無料トライアルが終了すると費用がかかる
REMOのデメリット1点目は2週間の無料トライアルが終了すると費用がかかります。
REMOには「REMO 会議」と「バーチャルオフィス」と二つのプランがあります。REMO 会議プランの場合、2020年11月7日現在、一番安いプランでも月100$(1万円)近くの費用がかかります。非営利団体、教育機関のお客様向けに#15%割引のディスカウントプログラムを提供しているそうですが、ZOOMやWhereByと比較しても割高に感じます。
「REMO 会議」料金プラン
「バーチャルオフィスプラン」料金プラン
大人数になると会場が重くなる
インターネット環境にもよると思いますが、大人数になると会場が重くなることがあります。利用する分には問題がない範囲ですが、参加人数が増えると画面がカクカクして滑らかでなくなる時があります。
日本語訳がなく初めて利用する人は苦戦する
REMOはまだ日本語訳が追いついていないので、REMOを管理人として操作するとき、参加する時は英語の解説を読む必要があります。そのため、パソコン操作に不慣れな人、英語が得意でない人からすると参加するのに苦戦するかもしれません。
まとめ
REMOを利用すると会場にいるかのようにテーブル間を移動でき適当な人数で会話できます。これは他会議ツールにはない機能だと思いますので、これから忘年会、懇親会を予定している方は2週間の無料トライアルを使って利用してみるのも良いかもしれませんね。