今回は、学生と社会人の勉強法の違いについてご紹介します。
私、9/29にサポーターズ主催の
【まつもとゆきひろ氏 特別講演】20代エンジニアのためのプログラマー勉強法
という講演会に参加してまいりました。
あれから、1ヶ月以上経ってしまいましたが、奇跡的にメモを取っていたのでまつもとひろゆきさんが講演会の中でお話されていた
学生と社会人の勉強法の違いについてご紹介できればと思います。
学生と社会人の勉強法の違いとは?
学生の勉強法は社会人になったら通用しない。
なぜならば、学生と社会人では勉強の仕方が全く違うからである。
今回は、学生と社会人とでは勉強の定義が全く違うということを確認していく。
満点vs満点なし
学生のテストでは通常100点が満点である。どれだけ得意な科目でたくさん勉強してもマックスは100点。
しかし、社会人は違う。社会人には満点がなく得意な科目で突き詰めて勉強をしていけば、200点500点1000点と伸ばすことができる。
苦手克服 vs 得意を伸ばす
小中学生は平均的な成績にするため苦手な科目を勉強させられる。高校、大学生は赤点を免れるため、若しくは単位を取得するために苦手な科目の勉強をしなければならない。
しかし、社会人は必ずしも苦手を克服する必要はない。前述した通り社会人に満点はなく得意な分野を伸ばしていけば無限に点数を伸ばすことができる。
記憶 vs 把握 知識 vs インデックス
学生は記憶することが重要視されるが、社会人は全てを暗記する必要はなく把握することが大事。概念や知識のインデックスを作ればいいので、詳細を覚える必要まではない。
一次元 vs 二次元
数学は数学でのみ評価される。次元が一次元。
エンジニアのスキルセットだと、それぞれみんな違う特質を持っている。
そのため評価軸は多次元になる。
メイン vs サブ
学生は勉強がメインであるが、社会人は違う。お金を稼ぐことがメインになり勉強はサブになる。
間接的 vs 直接的
学生は、勉強した内容が直接役に立つ訳ではない。
社会人は勉強をすれば、スキルに反映され直接的に伸びる。
安定 vs 変化
学生の教科書は内容が変わることはほとんどない。
社会人になって、特にエンジニアの読む技術の本は年々変化する。新しい技術、トレンドに合わせてキャッチアップして勉強をしていかなければならない。
こんな違うものを果たして同一視して良いのか?
社会人は勉強ではなく学習をすることが大事なのでは?